最近色々なウェブサイトを見ているとアドレスバーに!や ✕、保護されていません等表示されるようになりました。
僕は主に Google Chrome を使っていますが他のブラウザでも同様です。
SSL 等暗号化で保護されていないとこのような表示が出るようになりました。
もちろん、暗号化で保護されているに越したことはありませんし Google も SSL で保護されたサイトをより高く評価するようになりました。
僕が使っているレンタルサーバー:lolipop も SSL が使えるようになったとのことで早速適用しました。
現在、このサイトは HTTPS(保護された接続)を使用しています。
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目次/Contents
これで当ウェブサイトは以前記載の 2点に加えて計 3つの要因で URL が変わりました。
- URL 構造の変更 ドメイン名/記事名 → ドメイン名/カテゴリー名/記事名 に
- URL の日本語表記 → 英字表記
- http:// → https://
これに伴って次の 2点の対策を取りました。
- 404 エラーページのカスタマイズ
- 301 リダイレクト
1. は前回記載しました。今回は 2. について説明します。
301 リダイレクトとは
このサイトのトップページや記事ページをブックマークしてくれていたり、他のサイトからのリンクや Google 等検索サイトに残っている旧 URL にアクセスすると、現在ではその URL は存在しませんので 404 エラー/ページが見つかりませんとなります。
旧 URL へのアクセスを現在の URL に転送することをリダイレクトと言います。
いくつか種類がありますが今回のように URL が新しい URL へ恒久的に変更されている場合には 301 ステータスコードを使います。
リダイレクトする理由
2点あります。
- せっかく当サイトを訪れていただいたのにページが存在しないなんて申し訳なさ過ぎます。
一応 404 ページをカスタマイズしてデフォルトのままに比べればホスピタリティを向上させてはいますが、最初からリダイレクトされれば勿論その方が断然良いです。 - 検索サイトの評価の引き継ぎ
せっかくの Google 等検索サイトの評価・実績がまったくなくなってしまうのも勿体ないです。
一所懸命書いた記事が検索結果にも出ず誰も訪れないだと寂しいですからね。
301 リダイレクトにより検索サイトからの以前の評価を新 URL に引き継ぐことができます。
301 リダイレクトの方法
ウェブサイト/ページの URL が変わるにもいくつかのパターンがあります。
企業名が変わる/ドメインが変わるの場合
hogehoge.co.jp/
↓
piyopiyo.jp/
こういう場合はラクなのですが、今回は 1ページ 1ページ各ページ毎に対比させる必要があります。
結論としては .htaccess に次のように記載します。
redirect 301 [旧 URL(ドメイン以降)] [新 URL(https://~]
例
redirect 301 /4台目の-nikon-一眼レフカメラ-d3200-購入顛末/ https://www.yoshiyukiharigae.com/nikon-d3200/my4th-nikon-d3200/
redirect 301 /粟叉の滝~深緑の養老渓谷ドライブ&川遊び-honda-fit-rs-drivin/ https://www.yoshiyukiharigae.com/honda-fit-rs-ge8/drive-touring/awamata-fall-yoro-canyon/
これをページ数分 .htaccess に書き込みます、、、
が、このウェブサイトには 300 程の記事があります。
ドメイン名/カテゴリー名/記事名の URL 構造の変更は自動的に行われますが、英字への変更は手動です。
∴手当していないページは現在も日本語のままなので、これも一緒に行うとなると結構な手間です。
サスガに全ページは厳しいのでページビュー数の多いトップ50程だけ行うことにしました。
ちなみにこのサイトにもパレートの法則:80:20 の法則が当てはまり、上位 20% 程のエントリーが 80% のアクセスをマークしています。
プラス、アクセス数は少なくても自分のお気に入りのページも加えました。
正直、サイト改造を行ってから今までこの対応をしていなかったので Google 等検索サイトからの評価が下がってしまいました。
(404 Not Found が続くと当然検索サイトからの評価は下がる)
∴ 最近アクセス数が減ってしまったのですが、これでまた盛り返してくれればと。
逆に、僕自身そうですがこれから新たにサイトをローンチする、まだサイトをローンチしたばかりという方には改めて次の設定をお勧めします。
- ウェブサイト及び各ページの URL 表記は英字で
- URL の構造は piyopiyo.com/大カテゴリー名/小カテゴリー名/記事名 (を英字で)
- SSL を利用した https:// を利用する
その他、サイトの https 化に伴ってすべきこと
他に使用環境によってしておくべきこととしては異なりますが、僕は次の 3つをしました。
- Google Analytics 設定変更
- Google Search Console 設定変更
- AdSense 設定変更
Google Analytics 設定変更
まずグーグルアナリティクス(以下 GA)ですが、通信プロトコルの違いは取得するデータに影響を及ぼしません。
http://yoshiyukiharigae.com も、
https://yoshiyukiharigae.com もドメインは同じなので区別なくデータ取得されます。
∴ 特に設定変更しなくてもデータ取得上は問題ありません。
GA のレポートを見る際にすべてのページレポートやランディングページレポートでそのページを別窓で開くような場合には http:// か https:// かが関係してきます。そういう使い方をしている場合はプロパティ設定のデフォルトの URL で https:// を選択しておきましょう。
↓
Search Console 設定
一方、サーチコンソールでは http:// と https:// の違いで別サイトになりますのでサイトの追加をしておく必要があります。
GA でサーチコンソール連携をしている場合には、新しい https:// の方にリンク設定し直す必要があります。
∵ GA のプロパティにリンク設定できるサーチコンソールのプロパティは 1つだけです。
AdSense のコード貼り直し
最後に、サイトを https:// 化すると以前作成した AdSense の広告は表示されなくなります。∴ コードの貼り直しが必要になります。詳細は AdSense のヘルプをご確認下さい。
以上が僕が行ったサイトの SSL 暗号化とそれに伴う諸々の設定変更です。
<免責事項>
以上は僕が実際に行った内容です。参考になれば幸いですが、ご自身で行う際にはご自分の責任で判断して下さい。
当サイトでは一切の責任を負いかねます。
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