詳細解説!Google Analytics で Amazon へのリンククリックを計測する方法 Pt1 Tag Manager 設定編

Google Analytics (以下、GA)で Amazon へのリンククリックのデータを計測する方法を詳細に解説します。
2018年4月現在の方法です。

● したいこと

  • GA で Amazon へのリンクがクリックされた回数を計測する
  • クリックイベントが発生したページタイトルとページタイトル毎のクリック回数も計測
  • 同、リンク URL の取得

次のようにパート 1 とパート 2 に分けています。

  1. パート1 :設定編
  2. パート2 :レポート編

パート2 のレポート編で GA でのレポートの確認方法を説明します。
その準備として本編パート 1 では Google Tag Manager (以下、GTM)の設定方法の詳細を解説します。

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GTM の基本的なタグ・トリガー・変数の作成手順

基本的な流れは次の通りです。

  1. (必要なら)変数の作成
  2. トリガーの作成
  3. タグの作成

この手順で作っていきます。
この手順でそれぞれ先に作っておいたものを後の手順で使うので、この手順で作ると効率が良いです。

変数の作成

では、まず変数の作成ですが、一応変数とはなんぞや

変数
 動的に変化する値の容れ物・器

後述しますが、Amazon のリンクをクリックされたページタイトルリンク先の情報(値)を計測していきます。
ページタイトルやリンク先はそれぞれ一つしかなかったり、一定だったりしませんよね?
もちろんそういうケースもあるかもしれませんが、ほとんどの場合サイトの訪問者が訪れるページそこから飛んでいくリンク先の Amazon のページもまちまちのハズです。
「ページタイトル」という変数=容れ物に「タイトル:hogehoge」や「タイトル:piyopiyo」が入ったりします。
これが変数です。

GTM の変数には大きく分けて 2種類あります。組み込み変数ユーザー定義変数です。
今回は両方共使います。

組み込み変数 Click URL の有効化

まず組み込み変数ですが、これはあらかじめ用意されたものを有効化しておけば OK です。
GTM のワークスペースの左フレームから変数をクリック


組み込み変数の上部にある設定ボタンをクリックすると組み込み変数の設定スペースが開きます。


ページカテゴリーから Page URL にチェック。
更にクリックまでスクロールダウンすると、クリックに関する組み込み変数が表示されます。
この中から Click URL にチェックを付けると即反映します。
組み込み変数の有効化の手順はこれだけです。

ユーザー定義関数 ページタイトルを格納する変数の作成

続いてユーザー定義関数にある新規ボタンをクリックし、ページタイトルを格納する変数を作っていきます。

意外とこの辺、組み込み変数には入っていないんですね。
変数タイプを選択でカスタム JavaScript を選択。
分かりやすい名前を付けて、カスタム JavaScript は次の通り入力します。

function() {
var title = document.title;
return title;
}

これで保存すれば OK です。

トリガーの作成

GTM のトリガーこういう場所でこの条件の時にタグを配信するを設定するものです。
ここで先程有効化しておいた変数を使います。
ワークスペースの左フレームからトリガーをクリックし、新規ボタンをクリックします。

分かりやすいトリガー名を付けて、各項目は次の通り設定します。

### トリガーのタイプの選択

クリックからリンクのみを選択。

タグの配信を待つ

チェックを入れて待ち時間の上限はデフォルトの 2000ミリ秒のまま。

妥当性をチェック

リンク先が正しいかどうかの検証を行うか否か。
オフの場合にはリンクがクリックされただけでその瞬間にタグが配信されます。

これらすべての条件が true の場合にこのトリガーを有効化

このトリガーを使う場所・条件の指定。
特定のページの場合にはそのように条件を指定します。
逆に今回は全てのページでこのトリガーを使いたいので次のような条件を設定します。

 Page URL 正規表現に一致 .*

このトリガーの発生場所

すべてのリンククリックではなく Amazon へのリンククリックのみなので、一部のリンククリック

イベント発生時にこれらすべての条件が true の場合にこのトリガーを配信します

アマゾンへのリンクがクリックされたときに発火させるので、

 Click URL 含む amazon.co.jp

トリガーの作成は以上です。最後にタグの作成です。

タグの作成

変数・トリガー同様左フレームからタグをクリックし、新規ボタンをクリック。

タグタイプ

ユニバーサルアナリティクスを選択。

トラッキングタイプ

イベント
ユーザーの行動を計測する場合、イベントを選択します。

イベントトラッキングパラメータ

ここでの設定がそのまま GA のレポートに表示されてきます。
GA のレポートで見たい項目を設定します。

カテゴリ

GA の行動レポートイベント に表示されるカテゴリの名前です。
分かり易い名前を付けておきましょう。

アクション

ここではページタイトルを取得したいので作成しておいたユーザー定義関数からページタイトルを選択します。
なお、実はページタイトルはイベントレポート内でページに遷移しても確認可能です。
概要レポート内でも見られるようにと設定しました。

ラベル

ここではリンク先の URL を取得したいので組み込み変数から Click URL を選択します。

何らか数値を取得したい場合にはこの値を活用します。
ここではブランクのまま

非インタラクションヒット

そのページが直帰ページだった場合に、ユーザーがクリックという行動を取っているので直帰ではないと見なすか否か。

  • 真:直帰とみなす
  • 偽:直帰ではないとする

お好みでどちらでも。僕はとしています。

残りの項目はそれぞれ次の通りです。

Google アナリティクス設定:設定しない
このタグでオーバライド設定を有効にする:チェック
トラッキングID:GA のトラッキングコードを入力

また、それ以降の詳細設定部分は特に設定する部分はありません。

以上で準備編:GTM の設定は完了です。
後半のレポート編に続きます。

 

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