パンスターズ彗星見ました☆ / C/2011 L4 (PANSTARRS)

今年 2013年は春のパンスターズ彗星、秋のアイソン彗星と彗星の当たり年☆
まずはパンスターズ彗星を見て来ました☆
最初なので確実に見られる場所が良かろうと選んだ観測地は筑波山☆
関東の名峰、日本100名山の一つです 😀

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*この記事の下の方に「パンスターズ彗星お役立ちリンク集」を載せました。
よろしければご活用下さい☆

この日は雲一つない絶好の晴天。
ただ、春なのでちょっと霞んでました。
日暮れまでにクリアになってくれればと 15時40分、家を出発☆

筑波山の中でも選んだ場所は筑波山梅林。
今夜のパンスターズ彗星はほぼ真西のごく低空。
西側が開けていることが必須。
筑波山梅林は西側が開けているし、ちょうど梅まつりもやっているのでこりゃいいや、と。

いつも通り土浦北 IC で常磐道を降りると、今日は家族と一緒のファミリードライブだし目的地は筑波山梅林なので普通に 125号を北上し、北条・沼田経由で行くが良いかな と思っていた。
でも、やっぱりダメだねw
筑波に来てパープルラインを通らずにはいられないww

という訳でスグにフルーツラインに入ったった。
チャンカーが「小腹減った。おやつ。ミニップないかな。パフェ食べたい」 とか言ってる。
そんなに都合良くミニップが、、、

ありました☆

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ミニップ aka ミニストップのパフェはウマいんだよね~

途中、お馴染みの朝日峠展望公園駐車場にも寄ってみる。
iPhone を出してコンパスでチェックするも、やっぱり真西には山があり、NG、、

再び走り出すと、おおそうだ、子授け地蔵もありました。
駐車場に入ってチェックチェック☆
なんとココは西側がバッチリ開けている 😀
ノーマークだった、、、
更にこんもりしている子授け地蔵に登ってみると、もうバッチリ。
ココにしましょう☆
既に機材の準備を始めようという人もいて、「パンスターズ彗星ですか?」と声を掛けてみると、
「ええ。でも、雲(靄)があるから見えるかなぁ~」

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実地でうまく良い場所を見つけるコトが出来た。
筑波山で星見っていうとポピュラーなのはつつじヶ丘か御幸ケ原だろう。

tukuba

女体山にしろ男体山にしろ、山頂は機材を担いで登るのはしんどいし、暗くなったら危険だ。
普通はその間にある御幸ケ原が一番良い星美ポイントなのだろうが、今回はちょうど真西に男体山があり、NG

つつじヶ丘も実地調査はしていないが、地図で見る限り西側は山に遮られていそうだ。
あと、確か記憶では西側の地平線近くを見るのに適した向き・形ではなかった。

地図で見ると筑波山梅林が西側が開けている。
でも、筑波山梅林の標高 250m に対して子授け地蔵は 370m
条件は更に良さげだ☆

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南から北を見たところ。
真ん中が子授け地蔵。
北側に筑波山

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東から西を見た絵。
真ん中が子授け地蔵。
西側が良〜く開けてます (・∀・)!!

 


さて、日暮れまではまだちょっと時間があるので、せっかくだから梅まつりを見に行きましょう。
せいぜいいられる時間は 30分程なので駐車場代 500円を取られるのは何だかもったいない。
少し下の無料の駐車場に停めたのが結果的に敗因だった。

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無料駐車場☆

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数分登って行くと、案内板やのぼりが出ていたんだけど、場所が分からなかった。
後で分かったんだけど、梅林の駐車場から自然に奥に行くだけで良かった。
入口のところで違う方に行ってしまって「なんか違うっぽい」と、、、
道路に戻って筑波山神社の方まで登って行ってしまい、分からない と諦めた。
時間的にもタイムアップ、、、
(´・ω・`)


子授け地蔵に戻るといきなり駐車場でバズーカ砲のような天体望遠鏡を設置している天文部かサークルと思しき団体。
よほど低倍率の接眼レンズを使わないと彗星の核しか見られないんじゃないの~

他にも既に一般のフツーの天文ファンが数組集って準備を進めていた。
やっぱりここを選んだのは正解☆と思ったが、みんなそう思っていたりしてw
なんだかんだで最終的には 10組弱くらいが丘の上に集まっていた。
ウチ以外はソロか夫婦 / カポー
子供含めた家族連れはウチだけだった。
みんな子供に見せて楽勉しなくちゃ☆

さて、我が家も準備します。

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機材はタカハシの双眼鏡。
7×50 ☆ 倍率 7倍、口径 50mm、視野角 7.5°
ハレー彗星の頃から使っているから、もう 30年(!)程になる☆

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スグに日没。

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しばらくは天文薄明でまだ明るい。
けれど、みんな太陽が沈んだ上辺りを「双眼鏡なら見えるかな~」と探してみたり、「写真なら写るかな~」
まだ月齢 4の月と一番星の木星しか見えない。
実際はもうしばらく時間が経って暗くなってからじゃないと見えなかったのだが、、、

しかし、寒い!!
(´・ω・`)
これは正直油断していた。
当初は標高 250m の筑波山梅林の予定だったので、平地と変わらないだろう と、、
これが大違いで、400m弱の子授け地蔵は結構寒かった。
風が強かったのもツラかった。
展望が良い=遮るものがない で風がビュービュー吹きっさらし!
これで寒かった~

そうこうしている内に最前列で立派な双眼鏡を構えている方がパンスターズ彗星を捉えた☆

「皆さん、良かったらどうぞ~」

ももののちゃんとチャンカーに見せていただくよう促し、「うお~オレも!」と自分の双眼鏡で更に探したw

ちなみに一般的な「コメット・ハンティング」のやり方は以下の通り。

  1. 日没後なら太陽が沈んだ上の辺りを双眼鏡を水平方向にスイープ。
  2. 少しだけ視野が被る程度高度(角度)を上にあげて、また水平方向にスイープ。
  3. これを繰り返す。

子供の頃擦り切れる程繰り返し読んだ天文の本に載っていた方法。
これは新しい彗星を探す際のやり方。
もっともその後は肉眼で新彗星発見なんてなくて、写真や今回のパンスターズシステムを使ったり、、、

今回は未知の彗星じゃなくて既に軌道も見え方も分かっているパンスターズ彗星なのでそう苦労するハズはないのだが、、、

「見えた☆」

ももののとチャンカーが戻って来た。
オレも一旦自分の双眼鏡で探すのはストップして見せていただいた。

見えた~

オレンジ色。
核は星雲ほどにはぼんやりとはしていないけど、でも恒星のように鋭い光の点でもない。
まぁるくちょうどその中間くらい。
けっこう明るくボワっと輝いている。

その核が淡いオレンジのベールに包まれているかのように尾。
尾は上の方向(太陽と反対の方向)にシュッと薄いオレンジの単色。
イオンの尾とダストの尾のようにハッキリ 2つには分かれてはおらず、角度 30° くらいに広がって狭い扇状。
長さは 4° くらいだった。

感激したなぁ~

海王星の軌道よりも遥か彼方、オールトの雲から気が遠くなるくらいの年月をかけて太陽系を旅して来て、5日前、太陽まで 0.3天文単位まで近づいて近日点を通過したパンスターズ彗星。
宇宙の旅人。


再び自分の双眼鏡で探した。
少し苦労したけど、日が暮れて段々暗くなってくると、ついに捕らえました!

「おぉ~!!!ッ!!」

思わずコーフンして声が出たw

一度視野外すとなかなかまた捕らえるのが困難。
正直あまり良い三脚使っていない(ビデオ用を流用)ので苦労したけど、しっかり視野の真ん中に入れて固定するとじっくり見た。
ももののちゃん達にもじっくり見せた。

オレ的に彗星は 1986年のハレー彗星以来。
27年ぶりだから四半世紀超w
そのハレー彗星だってもう 1/3 公転しちゃってるくらいw

「星好き」とか言いつつご無沙汰だった。
ハレー彗星以降、ヘール・ボップ彗星やマックノート彗星など大彗星もいくつか来たけど見なかった。
ちゃんとした「天体観測」っていう体だと、1999年頃八ヶ岳でしし座流星群の流星雨を見て以来かも、、、


周りの人達も順次双眼鏡やカメラで捕らえ始めた。

「尾が写ってる☆」 など微笑ましい光景が広がり、各々楽しんだ。

イメージとしてはこんな↓カンジ。
自分では写真は捕れなかったので、石垣島天文台の写真にリンクしておきます。

 

時間が経つにつれ天文薄明も終わりどんどん暗くなり、見える星も沢山増えてきた。
一方、パンスターズ彗星はどんどん高度を下げていく。かなり寒くて冷え込んできたケド、見えなくなるまで見た。

サスガ、山。
普通の星空も見事だった。
でも、天の川は見えなかったな。
この場所の限界なのか、月齢 4 の月の影響か。

それでも普段見える星空に比べれば遥かに多くの星が見えた。
天頂から 60° くらいの星空は久しぶりに「星ってこんなに見えるんだ~」ってぐらい見事だった。
逆に地平線から 30° はあまり見えなかったな。
その分と言うか、夜景は夜景で何気にキレイだった☆

最後にももののちゃんとチャンカーに M45 プレアデス星団 aka 昴(すばる)と M42 オリオン大星雲を見せた。
これも結構感激して貰えて嬉しかった。

他の皆さんはまだ粘っていた。
写真なら写るのかもね~
そう言えば、肉眼では分からなかったな。
オレは視力あまり良くないんだけど、目の良いウチの家族でも分からなかった。

写真はダメだった。
故障中の Nikon D60
いくつか症状あるんだけど、致命的なのが露出がちゃんと適正に写らないで、オーバーしたり白く飛んじゃったり。

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この写真だけ D60 で撮ったヤツ。
パッと見フツーっぽく見えるけど、露出補整をマイナス 3段くらいしてようやくこれ。
完全にマニュアルでバルブで星空だったら何とか撮れるかな と思ったけど、全然ダメだった、、、
orz…

まぁ、世の中にはスゴいパンスターズ彗星の写真が沢山出回るとは思う。
でも、やっぱり自分で撮ってみたくなった。
今、直す派(チャンカー。1万7千円くらい)と 6年くらい使ったし後継の新型を買っちゃおう派(オレ。 D3200 ボディのみ 5万円くらい)でせめぎ合い中w

子授け地蔵の丘をお先に失礼し、帰りの車はヒーターの温度を上げて暖かくした。
子授け地蔵は我々も出入りしていたケド、朝日峠展望公園の駐車場は早くも出入口が閉鎖され、真っ暗だった。
もともとが「夜は開いていない」
走り屋さん対策らしい。
加えて最近この周辺で放火と思しき山火事が続いたとのことで、パープルラインの両端にパトカーがスタンバっていた。
今回は使わなかったけど、朝日峠展望公園の夜間閉鎖は残念だ。
走り屋や放火魔だけでなく、星を見たい人、夜景を見たい人等ポジティブに活用したい人もいる。
ポジティブ派に便を供さず、社会悪の対策の為に封鎖してしまう。。。
何だかなぁ~、、、 残念 (´・ω・`)

帰りもパープルライン経由一般道国道 6号で帰った。
荒川沖と牛久で渋滞。
龍ヶ崎のももののちゃんの従姉妹の家にご挨拶程度寄り、我孫子のスシロー初訪。

ネットで「くら寿司とスシローってどっちが美味しいの?」みたいなので、「スシローの方が圧倒的にウマい」というのを見て、行ってみたくなったw
噂通りだった☆

 

★パンスターズ彗星お役立ちリンク集★

 

  

 


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